imaginative inc.

IMGNTV SCRIPT010 [SUZUKAKE -Branding & Corporate Website- ]
PROJECT NO: IMGNTV020
URL: http://www.suzukake.co.jp/
LAUNCH: 2006.02.01
CLIENT: Suzukake Co.,ltd.
DESIGN: imaginative inc.

自然と向き合う和菓子の世界観

本サイトは、福岡の和菓子老舗「鈴懸」のブランディング及び商品情報発信を目的としたコーポレートサイトである。鈴懸の世界観を伝える新たなメディアとして、カタログや店舗などではできないブランド表現を行うことをミッションとした。

+ 南都博多の風土に育まれた世界観を表現する

古くから南蛮の風を受けた進取の町、南都博多の風土に育まれた鈴懸の菓子は、京都の和菓子に代表される洗練された技巧や美しさとは対照的に、ありのままの自然素材を生かした素朴さが大きな魅力である。
こうした鈴懸独自の風土に根ざす自然、季節、時間といった世界観をあらわすために、「二十四節気」をデザインのテーマとして採用した。「二十四節気」はもとは古代中国において本来の季節を知る目安として導入された暦であり、南蛮七宝をモチーフにして作られた鈴懸のグラフィックパターンと同様に、南蛮の風を受けた南都博多の風土と季節感を表す大切な要素である。


+ 世界観を作り出す上でのいくつかの工夫

1.映像表現
トップページでは、二十四節気それぞれの季節に合うモチーフ映像をメイングラフィックとして展開している。映像表現については、鈴懸の菓子と同様に、技巧的な表現は使わず、扱われているモチーフ(植物、動物、民芸、慣習など)も華美なものではなく、日常の何気ない風景の素朴さが画面に表れるように配慮した。

2.グラフィック
鈴懸の菓子の色は菓子の素材そのものが持つ色の素朴な美しさが特徴となっている。ウェブサイトの画面においても、菓子以外の画面要素への彩色を抑え、菓子の色で季節を感じられるよう目論んだ。

3.ナビゲーション
トップページでは、節気映像にリンクを埋め込み、鈴懸推薦の旬の菓子への導線を確保し、季節感と菓子を結びつけた。下位階層の商品情報ページついては、季節ごとに菓子を並べることで四季を楽しむ構成を心がけ、ナビゲーション要素も各画面ごとに必要最小限に抑えた。


+ これまでに公開された六つの節気映像:

※Click each Sekki-link to Launch the website.
二月四日 立 春
 

モチーフ:節分の豆
節気の菓子:桜葉餅(さくらばもち)

二月十九日 雨 水
 

モチーフ:囲炉裏の炭
節気の菓子:蓬のあんもち

四月五日 清 明
 

モチーフ:桜
節気の菓子:○餅(えんもち)

五月六日 立 夏
 

モチーフ:めだか
節気の菓子:大葉餅

六月六日 芒 種
 

モチーフ:雨蛙
節気の菓子:若鮎

七月二十三日 大 暑
 

モチーフ:和金(小赤)
節気の菓子:葛桜

十月二十三日 霜 降
 

モチーフ:銀杏
節気の菓子:照柿

十一月二十二日 小 雪
 

モチーフ:紅葉
節気の菓子:胡桃餅

 

Text by Yuji MIZUTO

 

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