Sony Drive( www.sony.jp
) は、ソニーのエレクトロニクス関連製品のeマーケティングを担う製品情報ポータルサイトである。このサイトは公開以来、ほぼ半年に1回の割合でリニューアルを行ってきている。今回のプロジェクトでは、クライアントから、

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前回リニューアルの積み残し、または 新たに発生
している問題点を精査し、解決していく
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全体構成、大胆なデザイン変更、プロモーション
スペースの数の変更は行わない
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クライアント側で実装可能なデザインガイドラインを
作る |

というピンポイントな課題・条件を踏まえたサイトデザインを依頼された。
+ ”ソニーらしさ”
プロジェクトに取り組むにあたってこれまでのSony Driveのサイトデザインの遍歴に目を通すと、直感的に”ソニーらしさ”をグラフィックの面で強く打ち出し直す必要性があると感じた。我々は、”ソニーらしさ”とは何か、どこから生まれるのか、その必須要素は何かをもう一度洗い出し、それらを新しく生まれ変わるサイトのデザイントーン&マナーに落とし込むことをプロジェクトのミッションとした。そして最終的には下記の3つに狙いを絞り込んだ。
1.色について
「ソニーの基調カラーで構成する」
サイトの印象付ける要素として色は非常に重要な要素である。初期の早い段階から一貫して採用していたSony Drive独自のブルーはSony
Driveらしさの象徴であった。我々は、あえてこれを廃し、ソニーの基調カラーであるグレーとブルーによるカラースキームを採用することを提案し、それは採用された。
2.情報の量について
「最小限の要素で構成する」
サイト上で提供しなければならないコンテンツのボリュームは大きく、安易に削減はできなかった。そこで我々は、コンテンツ以外の部分をいかに最少要素に集約し、画面構成を成立させるかに取り組んだ。
その中で今回のグラフィックの最も顕著な特徴となっている「垂直の罫線」による画面構成というルールが生まれた。水平の罫線でも囲い罫線でもなく「タテ」の線にこだわった理由はシンプルで、それがまだ他のサイトでは挑戦されていない、もしくは思いついていないルールであったからだ。我々は”ソニーらしさ”を表現するためには、既に実証されているデザインを踏襲して改善するのではなく、周りが挑戦できないことにあえて取り組み、それを洗練されたデザインとして非常に高いレベルで実現するべきだと考えた。
3.ルール化について
「一人歩きするデザイン」
紙のクリエイティブと異なり、WEBベースのクリエイティブはLAUNCH時点が完成形ではない。逆に完成形でないデザインを作り出すことがWebクリエイティブのダイナミックで魅力的な点であり、困難なところでもある。
特に本プロジェクトではサイトLAUNCH後、クライアント側でコンテンツ追加更新をすることになっていた。そのため”らしさ”がイマジナティブの手を離れても踏襲され、維持できる仕組みを、分かり易いデザインガイドラインとして提供する必要があった。
我々はサイトのデザインの構成要素を下記の6つに分類して、それぞれに対して修正履歴をとりながらデザインガイドラインを完成させていった。
- A.カラー
- B.フォント
- C.グリッド
- D.マージン
- E.ナビゲーション
- F.コンポーネント
+ クライアントのこだわり
以上の通り、imaginative inc.は2004年の8月、9月、LAUNCHからその後の微調整までを含めた約2ヶ月間、

- 1.トップページのFLASHデザイン+オーサリング
- 2.Sony Drive全体のデザインガイドライン策定
- 3.サイトナビゲーションルール設計

を担当した。
クライアント側のデザインへのこだわりは、これまで蓄積したサイト調査・分析を踏まえた定量的な判断を踏まえたものだけでなく、デザインテイストの要望はもとより、日英混合のイメージフォントに対する英語フォントサイズの微妙なバランス調整などに至った。
当然、デザイニングに際しては非常に高いレベルでの現行サイト・競合サイトリサーチと、洗練された着目点に裏打ちされたデザインを短期間の内に提案する必要があった。
その中で我々のモチベーションを常に高く維持したのは何よりも、プロジェクトがスタート時点からのクライアント側の担当者の弊社に対する信頼であり、さらにその信頼がプロジェクトの進行するにつれ強く実感することができたからである。
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